大東建託の物件を探していると、「ペット可」や「ペット共生」という表示を見かけることがあります。

「普通のペット可物件と何が違うの?」

「犬や猫は何匹まで飼える?」

「ペットを飼うと初期費用は高くなる?」

このような疑問を持つ方も多いと思います。

私は大東建託リーシングで店長を務めていました。この記事では、大東建託のペット共生物件で飼育できるペットの種類や頭数、契約時の保証料、入居後の申請方法について解説します。

まず結論

大東建託のペット共生物件は、単にペットの飼育を認めているだけでなく、ペットとの暮らしに配慮して設計された物件です。

ただし、何でも自由に飼えるわけではありません。

大東建託の公式ルールでは、主に次の条件が示されています。

項目 基本的な条件
犬・猫の大きさ 成長時に飼い主一人で抱きかかえられる大きさ(公式FAQでは12kg以下が目安)
犬・猫の頭数 合計2匹以内
飼育開始前の手続き ruumからペット飼育申請
契約時保証委託料 25,000円
月額保証委託料 月額総賃料の2.5%
退去時 ペット飼育中の場合は原則として立ち会いが必要

1匹でも2匹でも、保証料や基本的な契約条件は変わりません。また、ペット共生物件だからといって礼金が一律で追加されるルールもありません。

同じペット共生物件でも、設置されている設備や詳しい募集条件は建物によって異なります。いい部屋ネットの募集ページと、契約時に渡されるペット飼育特約を必ず確認してください。

大東建託のペット共生物件とは?

ペット共生物件とは、ペットとの暮らしを前提として設計された賃貸住宅です。

一般的な「ペット可物件」は、もともと通常の賃貸住宅として建築された物件で、一定の条件を守ればペットを飼育できるというケースもあります。

一方、大東建託のペット共生物件には、建物によって次のような設備が採用されていることがあります。

  • ペットの足洗い場
  • リードフック
  • ペットが通れる専用ドア
  • 傷や汚れに配慮した内装
  • ペット用品を収納しやすいスペース
  • ペットと暮らしやすい間取り

ただし、すべてのペット共生物件に同じ設備があるわけではありません。

「ペット共生」と表示されていても、希望している設備が設置されているとは限らないため、物件写真や設備欄で確認してください。

飼育できるペットの種類と頭数

大東建託の公式FAQでは、ペット飼育可能建物で飼える動物として、次のような種類が案内されています。

小型犬と猫

犬と猫については、成長した段階で飼い主一人が抱きかかえられる大きさが基本です。公式FAQでは、体重12kg以下が目安として示されています。

飼育できる頭数は、犬と猫を合わせて2匹以内です。

例えば、次の組み合わせが考えられます。

  • 小型犬1匹
  • 猫1匹
  • 小型犬2匹
  • 猫2匹
  • 小型犬1匹と猫1匹

現在は子犬で小さくても、成長後に一人で抱きかかえることが難しくなる可能性がある犬種は注意が必要です。

犬種だけで判断せず、成犬時の予想体重や大きさも含めて契約前に確認しましょう。

なお、1匹飼う場合と2匹飼う場合で、保証料や基本的な契約条件は変わりません。

犬・猫以外の動物

公式FAQでは、次の動物も飼育可能な種類として案内されています。

  • 小鳥
  • 魚類
  • ウサギ
  • ハムスター
  • モルモット
  • フェレット
  • リス

ただし、動物の種類や飼育方法によっては、建物の維持管理に適さないと判断される場合があります。

犬や猫以外なら無条件で飼えるという意味ではありません。珍しい種類の動物を飼っている場合は、申し込む前に必ず確認してください。

飼育できないペットもいる

ペット共生物件であっても、人やほかのペットへ危害を加えるおそれがある動物などは飼育できません。

公式FAQでは、飼育できない動物の例として次のような種類が挙げられています。

  • ドーベルマン
  • 秋田犬
  • 土佐犬
  • 猿
  • ワニガメ
  • サソリ
  • ムカデ
  • 蛇
  • トカゲ
  • 毒を持つ爬虫類や昆虫類
  • 鳴き声による騒音が予想される鳥類
  • 法令によって飼育が禁止されている動物

上記に含まれていない動物でも、危険性や鳴き声、におい、建物への影響などを理由に飼育を断られることがあります。

飼育できるか分からない場合は、「たぶん大丈夫」と判断して申し込まず、動物の種類、大きさ、頭数を正確に伝えて確認しましょう。

ペット共生物件の契約に必要な費用

大東建託物件を個人名義で契約する場合、原則としてハウスリーブとの保証委託契約が必要です。

ペットを飼育できない通常物件と、ペット共生物件では保証料が異なります。

保証料 ペット不可物件 ペット共生物件
契約時保証委託料 22,000円 25,000円
月額保証委託料 月額総賃料の2.2% 月額総賃料の2.5%

例えば、家賃、共益費、駐車場代などを含む月額総賃料が80,000円の場合、ペット共生物件の月額保証委託料は次のようになります。

80,000円 × 2.5% = 2,000円

この場合は、契約時に25,000円、入居後は毎月2,000円の保証委託料が必要です。

犬や猫を2匹飼う場合でも、保証料や基本的な契約条件は1匹の場合と変わりません。

また、ペット共生物件だからという理由だけで、礼金が一律に追加される決まりもありません。礼金やクリーニング費などは、いい部屋ネットの募集条件と初期費用見積書で確認してください。

入居後にペットを飼い始める場合

ペット飼育可能建物であれば、入居した後からペットを飼い始めることも可能です。

ただし、飼育を始める前に申請が必要です。

大東建託の公式FAQでは、ruumの次の画面から申請するよう案内されています。

「My Room」→「お部屋の各種手続き」→「ペット飼育申請」

ペット飼育不可の建物では、ペット飼育申請ボタンが表示されません。

また、一時的に家族や友人のペットを預かる場合でも注意が必要です。

大東建託の公式FAQでは、ペット飼育が認められていない建物について、一時的な預かりや来客によるペットの連れ込みも禁止されています。

「数日だけなら大丈夫」と自己判断しないようにしましょう。

ペット共生物件のメリット

ペットを飼うことを前提に部屋を選べる

一般的な賃貸住宅では、入居後にペットを飼いたくなっても認められないことがあります。

ペット共生物件なら、契約条件を守ることで、最初からペットと暮らすことを前提に部屋を選べます。

ペットに配慮した設備がある

物件によっては、足洗い場やリードフックなど、一般的な賃貸住宅にはない設備があります。

散歩後の手入れや外出準備がしやすくなるため、飼い主にとっても便利です。

周囲もペットを飼っている可能性が高い

ペット共生物件には、同じように犬や猫と暮らしている入居者が集まりやすくなります。

一般的な物件よりも、一定の生活音やペットの存在について理解を得やすい可能性があります。

ただし、ペット共生物件だから鳴き声やにおいが無条件で許されるわけではありません。共同住宅としてのルールやマナーは必要です。

契約前に確認したい注意点

飼育するペットを正確に申告する

申込みの際は、次の情報を正確に伝えてください。

  • 動物の種類
  • 犬の場合は犬種
  • 現在の体重
  • 成長後の予想体重
  • 年齢
  • 飼育する頭数
  • 現在飼っているか、入居後に飼う予定か

飼育条件に合わないペットを無断で飼うと、契約違反になる可能性があります。

ワクチン接種などのルールを守る

犬については、年1回の狂犬病予防接種と、5種以上のワクチン接種が公式ルールとして案内されています。

猫についても、病気予防のためのワクチン接種が推奨されています。

契約時に渡されるペット飼育特約も確認し、必要な登録や健康管理を行いましょう。

退去時の立ち会いが必要

大東建託の公式FAQでは、ペットを飼育している場合、室内に大きな破損や汚損がなくても、退去時の立ち会いが必要と案内されています。

ペットによる傷やにおい、汚れなどがある場合は、前払いのクリーニング費とは別に原状回復費用が発生する可能性があります。

入居中から床や壁の傷、におい対策を行っておくことが大切です。

ペット可でも設備は物件ごとに違う

ペット共生物件だからといって、すべての物件に足洗い場やペットドアがあるわけではありません。

設備を重視して選ぶ場合は、物件名だけで判断せず、いい部屋ネットの物件詳細ページや室内写真を確認してください。

まとめ

大東建託のペット共生物件は、ペットとの暮らしに配慮して設計された賃貸住宅です。

飼育できる犬や猫は、成長時に飼い主一人で抱きかかえられる大きさで、合計2匹までです。公式FAQでは12kg以下が目安として示されています。

ペット共生物件の保証料は、契約時25,000円、毎月は月額総賃料の2.5%です。1匹でも2匹でも保証料や基本的な契約条件は変わりません。また、一律に礼金が追加されるルールもありません。

入居後にペットを飼い始める場合も、事前にruumからペット飼育申請を行わなければなりません。

申込み前にペットの情報を正確に伝え、飼育条件、初期費用、設備、退去時の取り扱いまで確認してから契約しましょう。

参考(2026年9月6日確認):

FAQ

大東建託のペット共生物件では犬と猫を何匹まで飼えますか?

成長時に飼い主一人で抱きかかえられる大きさの小型犬と猫を合計2匹まで飼育できます。公式FAQでは12kg以下が目安として示されています。

大東建託のペット共生物件で大型犬は飼えますか?

原則として、飼い主一人で抱きかかえられる大きさの小型犬が対象です。大型犬など条件を超える動物は飼育できません。

入居後からペットを飼い始めることはできますか?

ペット飼育可能建物であれば申請できます。飼育を始める前に、ruumのMy Roomからペット飼育申請を行ってください。

ペット共生物件の保証料はいくらですか?

ペット共生物件の契約時保証委託料は25,000円、月額保証委託料は月額総賃料の2.5%です。1匹でも2匹でも保証料や基本的な契約条件は変わりません。